空き家バンクや、中古物件を購入したいとお考えの方々の中には、本当にこの物件を購入しても大丈夫なのか、買ってリフォームしたいけど、この物件は大体いくらくらいで理想の形になるのか分からないと不安や心配を抱えている人も少なくないと思います。
そこで、私達は買う前の物件をプロの大工の目線で一緒に見に行って調査に立ち合う事も出来る体制をとっています。
物件情報は、大体が売主と不動産会社の判断で決められており、改修不要と記載されていても、実際はかなり大規模な改修工事が必要となるケースもありますので、実際にプロ目線での調査を実施してからの御購入をお勧めしております。
最近は、購入して自分で改修して住みたい方も多いと思うんですが、古民家などは土台や柱が腐っていたりシロアリに喰われていたりする事が非常に多く、構造上主要な部分はプロの大工に頼んで、後は何をしても大丈夫なような骨組を作っておいた方が安全安心だと思います。
勿論、それでも自分でやってみたい方もいらっしゃると思いますので、そんな時はお気軽にお声掛けください。私の知識でお教え出来る事はお教えしたいと考えております。
誰に頼めば良いか分からないようなどんな小さなな御要望でも御施主様にとって最善の案を提案したいと心がけています
ワンポイント情報
外壁の塗装や貼り替えに関して板張の場合は、焼き杉の鎧貼なんかは施工がちゃんとしていれば私の今までの経験上あまり手入れする必要がない気がしています。ただ、やはり木痩せや劣化はしますので台風等の被害に遭われた場合は部分補修も可能です。
現在主流の木の板貼は最初の施工方法・材種にもよりますが、本実と呼ばれる継手の場合、ちゃんと塗装しておかないと水や湿気が抜けずに劣化は著しく早く塗装を塗り直す必要がありますので防水層の再構築と木を紫外線から守る為に足場を組んで木材用の塗装工事を行うのが安心です。
年数は、材種や立地状況にもよりますが5年〜7年位でのメンテナンスが安心です。また、雨が当たる場合わ湿気が多い場所や日が当たらない場所は木材が劣化しやすくこまめに塗装をするか、酷いと交換した方が良い場合もありますので、状況に応じて最善の方法をご提案したいと常に心掛けています。
モルタルの外壁に塗装をしている場合、ヒビ割れが入るケースがありますが、部分補修も可能ですが塗装やコーキング等の防水層の寿命を考えると、やはり10年位を目安に調査をして、大丈夫であれば部分補修で、全体的に劣化が心配なようであれば家全体を足場を組んで高圧洗浄し再塗装とコーキング等の再施工をお勧めします。
屋根は建物の寿命を決めると言っても過言じゃない場所ですので、雨漏りをする前に手をかける事をお勧めします。放っておいて、どうにもならなくなってから工事をする場合、木が腐ってしまっていたり、カビが発生したり、断熱材が濡れて効果が発揮できなくなっている事があります。
木造建築にとって雨漏りだけは何とか避けたい状況ですので、心配な箇所を把握しておく事も大事です。火災保険や自治体の補助金の対象となるケースもありますので、是非お気軽にお声掛けください。